ロブジェキペピに並ぶアンティークの家具や雑貨、
そのほとんどはヨーロッパのものですが、
日本の古いものも違和感なくまじっています。

オープン当初からお店にいる古株、この椅子もそのひとつ。
いつも古着の部屋の奥にひっそり置かれているのには理由があります。
ひとつは、靴をためされるお客さまに掛けていただけるように。
そしてもうひとつ…
わたしたちスタッフが事務仕事をするとき、腰掛けるために!
商品を日常使いするなんて、たいへん申し訳ないのですが
この椅子、すばらしく座り心地がよいのです。
適度に張りがありながら、ふかふかの座面。
時を経ていい具合にくたびれたビロードを留めている鋲の色が、
個人的にたまらないポイント。

腰から背中にかけてやさしくホールドする、背もたれの絶妙なライン!

1点もののアンティークにはどうしても愛着がわいてしまって
できればいつまでも旅立ってほしくないな…なんて思うものもたくさんありますが、
この椅子への想いは、スタッフみんな同じなのではないでしょうか。
とはいえ、気に入っていただけたらいつでもお嫁に出す覚悟はできていますので
理想の座り心地をお試しになりたい方はどうぞお声をかけてくださいね。
posted by kaori
trackbackURL:http://lobjet.blog130.fc2.com/tb.php/67-6bec151a