桜が満開をむかえました。
今日はあいにくの雨模様ですが、
雨に濡れた花びらもまた風情があるものです。
毎年、桜の季節になるとゴッホを想います。
彼が弟テオの息子(ゴッホと同じフィンセントと名づけられた)のために描いた
“花咲くアーモンドの枝”。
アーモンドの花、とりわけゴッホが描いたそれは
桜と見まごうばかりの儚さと美しさを併せもっています。
生前、ゴッホは数えきれないほどの手紙を書きました。
その手紙から読み取れるのは、
ただ光と太陽を求め、ついにはその光と太陽に焼かれてしまった悲劇的な生涯。
『ゴッホの手紙』として書籍化されていますので
ゴッホの絵画のファンではない方も機会があればご一読ください。
私はゴッホの絵よりもまず彼の手紙に感銘を受け、
それから絵画に惹かれるようになりました。
メールが主流となって久しいですが、
手紙を書く楽しさはもちろん、いただくのはなおのこと。
あなたの手紙を読んで笑顔になる誰かを想って、
たまには手紙を書いてみませんか?
封筒は、お気に入りの包装紙や
捨てるにはもったいない紙袋などを使ってハンドメイドで。

縁をなぞってカットして、折って貼ればできあがり。
オリジナル封筒が作れるエコフォルム、
いろんなパターンが入荷しています。
ポチ袋サイズや、三角形のものも!

春らしいモチーフがいっぱいのクロモス。
本来、コラージュやデコパージュなどペーパークラフトの素材ですが、
便箋に貼ったり、封筒にそっとしのばせても。
話はゴッホにもどって…
私がいちばんゴッホらしさを感じる作品、“星月夜”。
ロブジェにも星月夜を見つけました。

アンティークのウォールシャンデリア。
月と星にかたどられた隙間からもれるあたたかい光。
ゴッホが憧れ、描き続けた光。
posted by kaori
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