
フランスでは
蚤の市のことを
「vide grenier」(屋根裏を空にする)といいます。
屋根裏部屋では
たくさんのブロカント(古道具)たちが
その日を静かに待っているのでしょう。
grenier + plus +(グルニエ プリュス)さんが
ヨーロッパ各地から集めた古いものと
天然石のアクセサリーをつれて
屋根裏市をひらいてくださることになりました。
織りの美しいリボンや繊細なレース。
凝った細工のタッセルや
色とりどりボタン、カード…。
長い時間をかけて
コツコツと
丁寧に
集めつづけた
秘蔵の品々。
屋根裏で眠っていた
宝物たちに
逢いに。
ぜひ。
grenier + plus + の屋根裏市
2012.7.6(fri)~ 8(sun)11:00~19:00
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地味な顔立ちのせいか、
柄物や明るい色づかいの服を好んで着ることが多い私。
ひそかに掲げている永遠のテーマは黒を着こなすこと。
しかも、自然と暗いトーンのワードローブが増える秋冬ではなく
あえて夏に、あえて夏の、黒。
入荷したばかりのヴィンテージ服のなかに、
この夏着てみたい黒をたくさん見つけました。

袖にだけたっぷり使った贅沢なレースが際立つ

ベルトのバックルにはさりげなくビーズがあしらわれて

お花の刺繍にころんとまるいボタン
60年代風ミニワンピース

少し光沢のある生地にコットンレース
きちんとした印象のなかにも可愛らしさを
少し色をつかったものも…

夜のとばりにネオンの花びらを散らしたようなシルクのドレス

背中でクロスする肩ひもがセクシー!
「夜のとばり」といえば、
今月公開される映画
『夜のとばりの物語』でも
影絵の黒が効果的に使われていますね。
黒い影と対比させることで浮かび上がる光、色彩美。
同じくアニメーションの
ラウル・セルヴェ『夜の蝶』も
光と影が幻想的に描かれた作品で、
品と艶、保守と前衛など、私が黒に感じる魅力が
ここにつまっている気がします。
では最後にいちばんのお気に入りを。
個人的には黒の分量はこれぐらいで…

黒いスカートにエプロンを重ねたようなワンピース
肩ひもの太さもこれぐらいなら安心(笑)
やっぱり私にはまだ、黒のハードルは高そうです…
いまのところ黒は差し色程度にして、
明日もロブジェキペピでお待ちしております。
posted by kaori